海賊と石油
投稿日:2016年12月31日 更新日:
まだ石炭中心の時代から、石油が次のエネルギーの本命となると予見し、なんとしても欧米メジャーの言いなりにならずに自分の会社で石油を社会に供給しようとした姿が力強く描かれています。
映画を通して、石油で戦争を始め、石油で戦争に負け、石油で国が支配されていく。そんな世界や日本の構図が見えてきたような気がします。だからこそ自分たち日本人の手で石油を確保、流通させようと必死に生きていくそんな姿が感動をあたえます。また、そのために犠牲になった事も描かれています。
最後のシーンでは、ホロリと泣かせてくれます。いい作品であると思いました。キャストも素晴らしいと思います。
執筆者:マリオ