火災 消防団
投稿日:2016年12月22日 更新日:
今回の火災は、かなり規模が大きいので、消防団員の家も被害に遭っているかも知れません。
今、全国の消防団では、団員の不足や高齢化が進み、若い団員の確保が大きな課題となっています。昔なら地元の消防団に入るのは当たり前のように思われていて、消防団から入団の誘いが無いようでは一人前の男として認められていないといった感覚がありました。消防団に入り、若いうちから地域の先輩たちと交流が深まると言った良い面もあります。今の時代は、少子化で若い人が少ない上、進学や就職で地元を出て行く事が多く、また、地元に残っていても家族の理解が得られず入団出来ないなど、益々団員の減少、高齢化が進んでいます。それでも、各自治体の努力で、消防の装備の近代化や、女性消防団員の増加なども進んでいるようです。
消防団で活動することにより、比較的「身近な災害」である火災に対する意識のあり方や、予防や対応の方法が身につくという事はとても大切なことで有ると思います。
執筆者:マリオ